『山と雲と葉と、ぽつん』/Leaf
 



相変わらず、雪解け水は尖っていて痛いよ

白雲の珈琲ミルクを溶かし入れて
深緑の抹茶スティックかじりながら
水面に揺れる逆さ富士の波紋を
底の方から眺める独りぼっちの和らいだ休息

ぽつん&珈琲ブレイク
忘れ去られた言葉、探す
それがぼくの殺伐たる日課



湖面に浮かんでいるのは明日を紡ぐ窓枠ですか?
湖面を揺らしているのは昨日を嘲る枯草ですか?



なんとも洋々にして混沌

どちらにせよ、境があれば飛び出すけど
解け始めても尚、未だ温もりを知らない
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