先月の3日に/TAT
粧のノリが良いわって
そういう事じゃ駄目ですかねって
俺は俺でそれを一生の思い出にしますからって
二回目は三回目につながり三回目は四回目につながるから
一生に一度だけ
密やかな線香花火に二人で火を付けませんかって
こんな詩的じゃない
どろどろの反則手前のアプローチで
アプローチを
した
俺の瞳を見て哀しそうだと言った
いつもはもっと濡れるんだけど、、と言った
私が煙草を吸ってる所を見れるとか激レアよ?と言った
二千十年三月三日のあなたを俺は永遠に忘れない
カッターナイフで魂に
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