ご飯が二人前/くれいじー・こすぎ
温かい夜を過ごしたいなと
願っていた真昼間のサイレン
回転寿司でも食べようかなと
罠を仕掛けて誘い込むわざと
ずっと興味があったお前
最近バタバタしてるとかで
会えなかったが一緒に飲まれ
歩きながら吹かれようぜ夜風
少し楽しみだよお前のお陰で
お前が木なら俺は木陰
危なくなったら俺はトカゲの
尻尾になっても守るぜ本当だぜ
何故こんなにも言うかというと
優等生ならではの空想ではなく
友情より濃い絆を作ろう
進もう歩もう手を取り合って
目を見れば一瞬で引き込まれて
手をつないで一生巻き込まれ
足並揃えて道を進んだなら
オンリーワンに俺らはなれる
お前は一
[次のページ]
戻る 編 削 Point(6)