ふと気がついた時に もうなにも掴めずに いつも湿っているぞ
その指はふやけてる もう感触もないなら 物言わぬ言い訳だけ
その花火の火薬庫は なによりも恐ろしい 饒舌に喋る喋る喋る
無意識を集中させて 悪魔は叫びをあげる 無意識の宇宙遊泳は
時代を過去へと送り お前の神を引き連れ 自己肯定の言い訳を
そんな靴を履くなら 最近は何でも大丈夫 饒舌に喋る喋る喋る
耳をすませ歩け歩け お前の血筋が溶けて 骨になった赤子たち
すべての神は泥酔し 新しい色の絵の具が 名もなき銃声の音よ
饒舌に喋る喋る喋る 饒舌に描く描く描く 饒舌に響け響け響け