春の夜空/
小川 葉
みあげると
よぞらである
ほしひとつない
わたしのひふの
うちがわである
こどくがつづく
さばくをあるきつづける
わたしである
こえがとどく
あなたのよぞらから
わたしのよぞらへ
みあげると
はるのよぞらである
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