Happy?/寒雪
 


うんざりするような
晴れた日
僕は
君が
首を吊って
死んでいくのを
見たよ

目が飛び出て
口から
舌がだらしなく
たれさがり
小便と糞の臭いが
僕の鼻腔を
不快に刺激する

僕は
ガラにもなく
大喜びしちゃったよ
もう
君の顔を見なくてもいいって
そう思ったら
いてもたってもいられなくて
すぐに家に帰って
シャンパンをあけて
友達みんなに
この祝い事を
告げてまわろうなんて
考えてたよ

息せき切って
ドアを開けたら
君の笑顔が
僕を凍らせた
なぁーんだ
生きてたのか・・・・・・

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