【雪の思い出】/
つむじまがり
ビニール傘に積もっていく雪を見ていたら君のことを思い出したんだ
あのとき手を差し伸べることが出来ていたならきっと
二人に違う運命が訪れていたのかも知れないと思いながら今日
つるつると滑る舗装を注意深く歩いている
あの時の君のように
転んでしまわないように
戻る
編
削
Point
(2)