【雪の思い出】/つむじまがり
 
ビニール傘に積もっていく雪を見ていたら君のことを思い出したんだ

あのとき手を差し伸べることが出来ていたならきっと

二人に違う運命が訪れていたのかも知れないと思いながら今日

つるつると滑る舗装を注意深く歩いている

あの時の君のように

転んでしまわないように
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