鏡の住人/恋飴
 




きみがぼくを
やみにおとした。


きみがぼくに
ひかりをおしえてくれた。


きみがぼくを
つよくした。


きみがぼくに
よわさをおしえてくれた。


きみがぼくの
すべてだよ。


きみがぼく
ぼくがきみ


かがみのじゅうにん。


きみがいるかぎり
ぼくはせいをかんじるよ


ね、そうでしょ


きみがいなくなったら
ぼくもいなくなる。


ぼくがいなくなったら
きみもいなくなる。


ずっと
いっしょだよ


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