勘違いの納得/朧月
 
みせるためにかいた詩を
二度三度湯で洗い流してみる

だから言っただろう
ときこえてきそうな姿になった

薄汚れた

小さな

じぶん

えさを与えてみれば
いくらでも大きくなるそれは

冷たい 春の空気にも
触れてはじめてを感じる こころ

綺麗 白い すき
梅の花をみてもそんな言葉しかでてこない
私の こころ は

いつまでたっても
壮大 とは無縁だろうけれど

無限であることもまた
間違いない 
とまた 勘違いの納得をしている


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