自殺志願/攝津正
 
このごにおよんで」と言われたが、私は別に格好つけているわけではなく、本音で書いているだけである。また、拙ブログに興味深いコメントが寄せられたが、そこでkawaaiさんが、「しまいには、消費できるものがなくなって、自分自身を消費せざるを得なくなる(オトコを呼んでそれをブログで実況するとか)それが今の状況なんじゃないか、と失礼ながら思いました。」とコメントを寄せてくれたが、失礼では全然なく、非常に公平で正当な分析、批評だと感じた。実にその通りである。私が求めているのは、芥川龍之介が求めた「火花」、神経の火花に近い。他にそれを求め、それが得られぬと、自分自身をネタに発火するよりほかなくなる。そういう構造
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