理由のないアプリ/hogezo
 
思う。
こうありたかった。

指向ということを気にしなくてよかった、問題にすらならなかった。
傍らへの疑いなどなかった。

今もこうありたかった。

どこに投じる身もなくて、丸める背中だけが慰みだ。


情況の振り子がまた戻ってきた。

諦念を装っても悪あがきは続く。
生きている限り悪あがきは続く。
そう綴るのも諦めの表出だ。

生きている限り悪あがきは続く。



どうして、どこで、そんなことを書いた。
それは疑問ではない。
(状況への怒り、哀れな己の発掘、惨めな自己憐憫、卑下、卑下と言う卑下)
どこでもない、必然の帰結だった。
(そう書けばそれ
[次のページ]
戻る   Point(3)