黄昏/
寒雪
茜色に包まれる公園
母親たちの呼ぶ声
「またね」と
口々に
みんなばらばらになる
ぼくだけが一人
とぼとぼと家路につく
夕暮れ時は逢魔が時
いつもより大きい夕陽が
ぼくの心にのしかかる
いつの間にか
泣きながらぼくは歩いてた
明日
みんなに会えるだろうか・・・・・
戻る
編
削
Point
(1)