黄昏/寒雪
 

茜色に包まれる公園
母親たちの呼ぶ声
「またね」と
口々に
みんなばらばらになる


ぼくだけが一人
とぼとぼと家路につく


夕暮れ時は逢魔が時
いつもより大きい夕陽が
ぼくの心にのしかかる


いつの間にか
泣きながらぼくは歩いてた


明日
みんなに会えるだろうか・・・・・
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