イマシメ/笑む爺
 

息をするのも困難なような
心持ちになることがある

のうみそやからだや今までの生きた時間を
ごっそり交換したくなる夜もある

それはきっと中途半端の塊が
ためらってためらって生み出す
必然的なものだと思う

予想はすべて脳内でしかない
“今”は例外なくからだに触れている空気だ
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