うっすらが広がる世界-埋葬幽霊- なをさん/kokorono
ったよ22センチくらいで中国のおんなのひと」
足へのイマジネーションが膨らんでいきます。
またリフレインも多様です。
「と、云う そういえば裸足だった」
「埋めたとき/そういえば裸足だった」
「御供養するのはよしにしました」
「御供養になったのかな/とうとう消えてしまいました」
ことばの間合いやリズムも独特なものがあります。
「
ほしいのはくつなんよ
と、云う そういえば裸足だった
埋めたとき
そういえば裸足だった
」
「
せやけど可愛いらしいあしやったよ22センチくらいで中国のおんなのひと
みたいやった、と
」
この人にとっての詩(ことば)は
こころのかかわりあいの音楽−多様なパターンです。
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