頻出度と凡例(アニメ『ソ・ラ・ノ・ヲ・ト』に対する覚書)/真島正人
 
深夜零時を過ぎた
温くなったビールを飲む
最近は、アルコールの入っていないビールを買ってくる
私はめっきり酒を飲まなくなった

私は頻出度について考えている(頻出度、起こる数の統計的分析、何についてのでもない)
私の頭は沸騰している
舌が、先日の料理の味を思い出している
しびれている
何にしびれているのかわからない
システムについて考える
代役品について考える
毎日起こる物事が
何に組み込まれているのかを考える
日曜日の朝について考える
もっと尺度を縮小してみる
日曜日の朝露について考える
間違えてしまった
これでは尺度を
拡大している

争いを行ったよう
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