三月の空になるから/きらく
て桜並木を駆け抜けるのだ
お日さまのような顔して「ありがとう」と言える人のそばにいました
誰だって良いのだ僕は追いかけて欲しかったから鬼になったのだ
ネクタイをわざと強めに締めてみる僕は命を知りたいらしい
日常に戻ってしまった日は人にただ会いたくてただ会いたくて
春空が辿り着くまでふんわりと僕ら革命続けています
何もなく誰もいないというのなら今いる僕でやるしかないだろ
三月の別れがここを占拠するまで僕と過ごしてくれるのですか?
青空と虹と宇宙を見に行こう 東京駅で待ち合わせして
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