ネイビー、今日も明日も/船田 仰
 
秋になったかは知らんが
満たされない月に向かって吠えます
オレンジの灰が屋上の地面を転がってゆき
本当の地上へ、ダイブ
深夜3時になりそう
明日への特急が来るなら何故に荷物をつくらないの、と
カフェオレを飲み干すんでした

PCの前に座って
受験する大学に提出するレポートをひねり出し
怖いような面倒くさいような溜息をもらし
そんなもんです
男友達の恋愛問題に一喜一憂し
あんたを愛してたのと
錯覚してみたかのような、方向音痴なわたし

ネイティブな言葉人がうらやましくって
病んでるふりをする
ふりまわしたつるぎが刃こぼれしたのも気付かずに
今日、金曜日
体育が
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