ぴぃたん/さわ田マヨネ
打ち上がった花火は
平面として交信するものだから
金の線はちゃんと交わって
そうやって消えていった
昨日の線香毎日香
窓を越して
「ぷすぷす」
光ったうぶ毛を抜いていく
(花火は夜用だった
還る というあらわしかたがそもそもまちがっていたんだと思う
フローリングにおちてどこかへいった
/日に洗われている
もうずっと
なんとなく交流がしたいなと
ナンプラーを好きぶっていて (そうやってほんとに好きになる)
とろとろの (もともと?)
たまごかけごはんをうえって
だして ああ、って
ひなにはならなかった
もう絶対あえない
ぴぃたん
「だね」って、
これは交信で
交信には実体がなくて
でもそれもリアルみたいだと
ひとつひとつ知っていくごっこ
そんな明日はたぶん
で、 ボディフィットで、
どこかいらないボディフィット
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