詩革命/
朧月
うたうことで
なにかが変わるのだろうか
私の 今日も
信じるか
信じないかを論じることは
生きるか
ゆくかを 問うことに似て
どちらの答えにも納得できず
赦されたいという
願いだけが
重く降り積もる
外の雪が
ただ 黙って積もることよりも
許せぬ事態となって
世界の人々の身にまでも
被害を及ぼそうとしている
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