【批評祭参加作品】批評もそこそこに現代詩の先行きが不安だ/KETIPA
た人挙手。あと「電気」「私」と「猫」も情景に組み入れたよと言う人はもう起立で。じゃあそのまま聞いてくださいね。
人によってはかなり細かく頭の中に再現されましたでしょうか。例えばそばを食べてる「私」は自宅で、隣のミュージシャンかぶれが鳴らすギターを聞いたと、で窓枠に猫でも乗っけましたでしょうか。何かその後でいろいろ組み合わせにくいモチーフが出てきて、もう混乱してしまったでしょうか。それともそれらのモチーフの組み合わせから、何かしら作者の意図なり表現している世界を考察できるとおっしゃるでしょうか。そしてそれが現代詩の批評であるというのでしょうか。
だとしたらおれに現代詩の批評は無理です
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