夜の王様は朝の姫に/こめ
あきれるくらいに騒がしい日々
今日もだるい体を無理矢理起こした
歴史の教科書は重くて
過去の寸劇をかきしるしていた
落とし穴を掘っては自分がはまるのを繰り返していた
更新される新聞記事
それでも変わらない4コマ漫画をよんでいた
首を長くして朝日を待つのはうんざりさ
はっきり言うけど
こんなにゴミを拾い集めているのに
一向に輝かないこの星は
何の価値がある
音色を変えてこだますのは何
夜の王様は朝の姫に恋をしたけど
会えるのは月食のみ
道に迷ったならそこから未知
強く叩き込む
龍は天に還って行った
犯罪者の予備軍は今日も増え続ける
その中には自分も含まれているとは気付かずに
酷いのは誰のせいだ
神の息吹を浴びて
人々は狂喜する
そんなことが嫌なのはどうやら僕だけのようだった
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