The penultimate/
瀬崎 虎彦
最後から二番目
不完全の未完了
未完了の不完全
終わらないことの始まり
終わることの予感
消えるものの先走る予兆
前もって失われた最後
失われたことの已然形
楽しい思い出のコーダ
悲しい経験たちのコーダ
それもすべてかつてあったことだ
かつてみたものふれたものきいたもの
別れる前に思い出すか思い出さないという
瀬戸際で手にするペン・アルティメイト
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