生きるという詩。/aokage
 
で、
飴で出来たワイングラスのように、
少しの力で壊れてしまう。
僕はそんな君の心を、
粉々にしてしまった。




とめどない波の中で、命を見た。
とめどない風の中で、息吹きを聞いた。
とめどない流れの中で、運命に会った。
とめどない命の中で、強さを知った。


ある時気付いた、人との出会いの大切さ。
ある時感じた、人との触れ合いの温かさ。
それはいつも幸せと言う訳にはいかないけれど、
確実に、自分の中に消化されてゆくモノだから、
どんな出会いも、受け入れようと思った。


いつだったか、私に暴言を吐いた人がいた。
その人は、別れの間際まで私の顔を見
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