ことばの乗客/
邦秋
朝、何気なく交し合う一言も
合言葉のように繰り返した一言も
物語を描く長い長い文章も
旋律にのせた特別な文章も
手紙で綴りたい想い伝えるメッセージも
メールで済ませたありふれたメッセージも
電波に乗せて遠くに飛ばす声も
涙を伴って聞かせる震えた声も
すべてが、おんなじ「言葉」だけれど
すべてが、違った「表情」(カオ)している
すべては、「言葉」の行き交いだけど
すべては、「心」(キモチ)を伝えている
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