日曜日雨、僕の部屋。/雨流れ。
「雨と」
溶けてしまいたい午後の日曜
外は大嫌いな雨の音
雫の匂いが僕に届いて
少し泣き出してしまいそうだ
君を思い出して午後の日曜
外は大嫌いな雨の音
伸ばした腕は行き場無くて
今では力なくぶら下がるよ
一年前の今日の幸せ
雨をみて君が笑うから
一年後の今日の倦怠
雨をみて僕が泣いている
君の心臓が僕の心臓に
優しい音届けてくれて
まだ残ってるこのメロディ
歌える程笑えてなくて
ねぇちょっと教えてよ
吸って吐く呼吸の仕方
雨で溺れてしまったんだ
空っぽの部屋の中
知りたいと思った時に
悲しみは始まってしまった
君が好きな雨
僕はついに好きになれなかったよ
君の心臓が僕の心臓に
重なって揺れ動いた
雨が止んだら外は晴れて
涙隠せなくなっていた
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