命の灯と、小さな灯の葛藤。/aokage
 



無数の命の灯が

煌めき、瞬き

生まれては、消えてゆく。



それら一つ一つに想いは在って、

それら一つ一つに望みが有る。



愛されたいだとか、認められたいだとか、

そんな事は、どうでも良くて。


只、『自分』という存在を、

生かす為だけに、生きる。




それぞれの生きる道は、

「誰かの為になる事」だったり、

「愛おしい存在を守る為」だったりするのだけれど、



それすら、『自分』という存在を固持する方法でしかないのだ。





そして、そんな生き物が、

この星を覆っている
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