幸福ローテーション/
邦秋
この声が風に乗ったなら、
この想いが海を渡ったなら、
無駄に独りで過ぎる今日も、
きっと救いで溢れましょう
この躯が雲に写せたら、
その雲がままで運ばれるなら、
嬉しくない喜びの日々も、
真(まこと)の笑みで満ちるでしょう。
いつかは、いつかは、
巡って、ここの場、
長すぎた順番待ちも、
穏やかに赦すときが来て、
花畑になりしを喜ぶとともに、
次の何処かの開花も願うよ。
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