/Shaka
遠ざかってしまったと思えた青空も
実は雲の上に、まだ残っているのだろう
目に見えないからと諦めてしまうのは、いけないことではないのでしょうか?
(頑張っている貴方に、これ以上頑張れというのは酷なことではあるけれど…)
背伸びした位では到底届きはしないと解った今でも
爪先立って手の届く限りに
両手で精一杯に
振り払おうなんて試みる私は
愚か者の顔をしているのでしょうか?
(少しでも食べ残した物が残っているうちは、席を立たずにいようと決めていましたが、それって賎しいことなんですか?)
雲のように、風が変われば行く先を変え
風が止んだなら其処に止まり
いつも他人任
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