侵食、怖畏。/aokage
 
むのが怖いから。





足を踏み外してる自分が容易に想像出来て、

幸せを手にした自分は、どうやっても想像出来なくて。


足を踏み出す勇気なんて、

どこにも見つけられなくて。





だから、望んでしまう。

私を此処から、連れ出してくれる人を。


共に歩んでくれる人が、現れるのを。








…自分は決して、動かないのに。








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