最終結論/
雨
緩い視線で密着したら躊躇い何処、熱放射
除に吐き出された嘘、私を蝕み粉々破損
されど 嗚呼 されど
眠る男は今日も易々と手放しはしない
雁字搦め、振り返る事すら鬱陶わしい
メンソールの芳香剤、無意味というには存在強く
頬落つる睫の影に欲情し乍他人の横顔
思案 黙秘 憂鬱 辟易 繰り返すれば最終結論
下すも未だ、踏み切れず。
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