イランイラン/
まぁや
君を忘れようとすればするほどに
君の匂いを思い出してしまうの
それを掻き消すために
きつい匂いを手首につけたのだけれど
やっぱりどうしてもだめで
こんどはきみのくちびるの冷たさを思い出してしまった
ぐるぐるまわってもとのところ
君は私のことなんて考えたこともないくせに
寂しいふりなどもういらないよ
寂しかったのはわたしなんだもん
はやくあたらしい体温をわたしにください
はやくしないと冬がきちゃう
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