hurl myself/maricat
躓いて派手に転んだ
だったら走れ 走るんだ!
痛みに泣いて
石を恨んでないで
誰か応援してるか?
いいや
僕のファンは僕だけだ
力を出し惜しみしたところで
まだ他に隠れてるものなんて
分かりはしないさ
だったらヘトヘトになる程までに
全部出してしまおう
綺麗な言葉は宙に浮かぶだけ
歩かなきゃ先は真っ暗だ
分かってるんだろう?
自分に見切りをつけたら最後
生きてく気力まで底を尽きる
少なくとも何か捨てられないものが
おぼろげながらでもあるから
走っていけ
スタートをとっくに聞き逃してても
今走れば景色が動くんだ
二度と戻らない
幸せとか絶望が首長くして待ってんだ
早歩きはしない
自分に向かって体当たりするだけだ
戻る 編 削 Point(0)