嫌煙家な皆さんへ/よーかん
 
自家用車で
買い物ですから

歩いているヒトなんて
あまりいません

たまにもちろん
チャリに黄色い帽子の小学生とかに
道をゆずることもありますが

気を読む彼らは
スルリとボクを通りすぎていきます

またいつものオジサンが
ビール飲んでんよ
くらいな感じだと思います

(犬の散歩の
 オバサンなんかとは
 あまり自然にはいきませんが)

そこはすでに

オジサンが
一人プッカーッと
嫌な顔もされずできる場所が
なくなってしまった町です

あそこには

少年が一人
哲学にひたれる場所も
なくなってしまっているはずです

そんな気がします






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