携帯が鳴り響いた午前3時半/ark-eyes
 
携帯が鳴り響いた午前3時半
君からの着信だったらいいのになぁ

携帯開けてみようものなら
いつもと変わらない迷惑メールだ


明日のことを考えて
生きていくのはもう疲れた

通り過ぎていく季節の足音

目の前のことだけで精一杯だから
もう余裕なんてない

そんなときに

君がいてくれたら
どんなによかったか


沢山の思い出と共に
静かなこの部屋で
君を想うとき

目を閉じて
手のひらに力を入れて


君の手紙を握りしめる


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