さようなら、チャーリーブラウン/キッチン
「さようなら、チャーリーブラウン」逃げていくビーグル犬より貴方は速い
君の物全て可燃のゴミとしてだしてしまおう安心毛布も
冷蔵庫「ぶんぶ」と冷やすピーナッツその音だけが今は友達
ビーグル犬みたいな髪を撫でていたマンネリというただの幸福
陽にあたりウッドストックのくちばしも焦げてしまったタイプライター
この部屋の壁を挟んだ向こうよりミニピアノによる寄る辺ない歌
「私には年取りすぎてない?」なんて呟く今日がまためぐるのか
髪の毛をチャーリーブラウン色にしてひとりぼっちの初めとします
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