「詩と詩論」(冬至書房新社 昭和55年発行)を読んで B氏との会話/リーフレイン
昭和55年に冬至書房新社より発行された詩論の本、「詩と詩論」は 、吟遊別冊79年6月刊の「モダニズム50年史」を改題して発行されたものでした。 内容は、昭和3年発行の季刊誌「詩と詩論」で何が成され、その結果何が日本の詩に起きたか? を「詩と詩論」を支えた数人の詩人に論じていただいているものです。 非常に良い本ですので、もし可能だったらぜひ直に読んでいただけるとよいかと。
とはいえ、なにげに古い本なのでつまみ食いのように抜粋しつつ感想をはさんでみようかと思います。
冒頭に春山行夫の「ポエジー論の出発」という文章があります、非常に簡潔に「詩と詩論」当時の意志が伝わってきます。実際に
[次のページ]
戻る 編 削 Point(3)