銀週/フミタケ
 
して
終電後の東京、午前3時の下町を歩き回り
ジャック・ケルアックを思って
恋の徒労には本当にもう何をする気も起きないでいたけど
映画を見たら簡単に勇気がすこしわいたよ
『ワールド・オブ・ライズ』ってリドリースコットのやつさ
世界は嘘のネットの上で成り立ってるのだってかね?
ひどく単純な事におもえてくる
素敵な事も混乱する哀しみも
嘘でもいいから、あの娘に騙してほしい
傷ついてもいいから騙されたいんだ
どうしようもないね
本当にまったく
どうしようもないね
明日は忘れず、CD-Rを買いにいこうと思います。
暇を見て、髪も少し切ろうと思う
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