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きらく
十月の昨日に降った雨のことを思い出せる街があるそうだ
気が遠くなる雑踏の中にいて自我を支えに立っているのだ
きっともう何が嘘とかに対して怒り続けた日も過ぎたのだ
大気圏を感傷的に突き抜け戻れなくなる日を待っている
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