天使の見た夢最終章/ゆりあ
君の純情、僕が買うよ
さあ手をとっていこう
太陽と絶望の国へ
私が17才だったころ
深夜よく天使の顔した悪魔が窓際にやってきて話をしたっけ
あれもしかしたら堕天使だったのかな
天界でした悪いことをたくさん教えてもらったりして
楽しかったなあ
私は毎日最悪な気分で日々を送っています
下らないつまらないことばかりで
涙を流したら夜の神様がペロっと涙を舌で拭ってくれる日が来ますように
あと2ヶ月で十代最後の年になる
やだな
死にたいな
だって悲しいもの制服の無い世界なんて
いつも思うんだ
こうやって深夜文章を書いてるときだけ神様が隣にいるような、ガブリエルが手
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