久しぶり/
平 哉人
今日は会えるかもしれない
期待して、
人混みから少し離れたところで待ってた。
見つけて
目が離せなくなる。
話しかけられて
薬指の指輪を隠す。
まともに顔が見れないほど
私は恥ずかしい人生を生きているんだろう。
あなたの笑顔は
私を溶かしてしまいそうだよ。
少し夢見がちな私は
現実から逃げてしまいたい。
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