続 私の中の悪魔/ゆりあ
先生ごめんなさい私このナイフを捨てることはできない
水色の裏切り
まだ私の中に敵がいる限り
私の中に住み着いた悪魔が私を気に入って出てくれないの
私はこの悪魔が許せないのに時に愛してしまう
だからみんなを傷つけてしまう
悪魔と戦わなければならない
私が私であるために
私が壊れるのを防ぐために、
ああまた悪魔が戦いを挑んできた
私はもう、こんなの嫌なのに
シスターにも言えないわ
禁じられた戦い
僕は君のその官能を愛するよ
それがたとえ間違いだとしても
君の官能はとても美しく神秘的だからさ
これがきっと生きるということ
これ以外なんか無い
無い
さ あ 私 の 悪 魔 よ 今 夜 は
何
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