hearken to the wind of will/瀬崎 虎彦
 
hearken to the wind of will

曇り空の下にひろがる
見慣れた世界に雨が落ちる頃
君は花のように風に髪を梳いた

言い訳ばかり机の上に
積み上げてつまんない大人になっちゃうなんて
出来の悪い映画よりも酷いもんさ

自由な言葉に身を委ねて
いつからか足が重くなっている
閉じた世界に身を委ねて
不自由な場所を選んでいたの?

答えはいつも分かってたんだ
離れられないんだって
最初から気づいてたんだ
君と生きるんだって
今耳元で叫んでいる
雨混じりの風に
僕と君の名前を聴く
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