デメキンと親父/チャオ
 
縁日で、金魚を取り過ぎたおじさんが、デメキンと、普通の金魚をくれた

縁日で、何もしてなかったのに、右手には、金魚が、2匹いた。

家に帰っても、水槽がないから、とりあえず、1.5リットルのペットボトルに入れた

次の日、起きたら、金魚は、死んでいた。

でも、デメキンは生きていた。

それから、デメキンに名前をつけた

デメキンだから、デメにした。

「ただいま、デメ!」というと、デメは泳いでいた。

言わなくても、泳いでいた。

ある日、この暑さのせいで、デメも、へたばっていた。

家族で、デメを見守ってた

親父は、デメにむかって

「金魚君、
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