帰り道で/udegeuneru
 
君の部屋のにおい

いいにおいだ

でも思い出せない

Tシャツの袖に鼻をあてて

歩いて帰る




橋の真ん中で立ち止まる

誰にも分からない言葉で宇宙と交信してる

大学生が花火をしてうるさいので

乞食と一緒になって追いかけまわした




いい感じのブルースが聴こえてきて

いい感じのギャグをのせてセッション

何かがはじけ生まれる瞬間に

何もかもが過不足なく

俺は幸せだったなー




君の部屋のにおいを忘れて

歩いて帰った

すこし寂しい気持ち

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