wrong interview/あすくれかおす
 
適切な温度を感じているか皮膚を正直に働かせているか
まだまだ鈍いまんまだな 
いつのまに麻酔うったんだ
つぶさに見えるはずの影にうごめく景色を単なる夜だといつからか呼ぶようになって夜が朝になると疑わなくなって昼間は何も考えず夕日にむかって感傷を浴びせる

気持ちがよかった
と日記に書く




ここにある言葉が全て光り輝いて言葉の全てが神がかっているとすれば
言葉の全てを神様が飼っているとすれば
子犬のような鳴き声で今を祈る自分は明日にはいなくなるかもしれない
銀行みたいに人を貯め込んで
残高みたいに未来を小出しにしていこうと君がいう
だけど子どもは利子でもない利息
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