光を打って/
ゆりあ
無駄だった
彼の美貌は完全に無駄だった
それは彼自身をも苦しめていた
それなのに彼は踊り続けてた
太陽の光
噴水
日曜の朝
あの娘からのメール
コンバースの靴
青い芝生
子供たちの笑い声
僕たちはあの季節に死んだ/踊った
あの夏の日
僕たち二人して光を打って死んだっけ
MY SWEET HONEY
僕にまた会いにきて
光を打ってくれないか
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