銀河鉄道の夜/不可思議/wonderboy
 
かじめ決められたレールをただ走るのではなく
自分でそのレールをつくっていけるのだから
はからずともこの仕事に人生を重ね合わせて
どこまでもどこまでも続いていくこのレールを
見たときに太陽の光を反射して輝く
その光景の美しさを僕は言葉にできません
ちょうど今も地球がはっきりと見下ろせる
日本は夜だから君はぐっすりと眠っているのかもしれない
宇宙の片隅で君の寝顔を想像するなんて
そんなこと10年前に誰が想像しただろう!
この人類初の銀河鉄道が開通したらすぐにでも
君を連れてもう一度ここに来ようと思ってる
この神秘的な奇跡を次は2人で見たいから
もう少しもう少しだけそこで待って
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