修羅道/zihan
す場合
そして自己が特有をする男女の二極の性の操作に覚束ない場合
性が特有されない無性の修羅は
一顧だにせず流動をする
其の性を
討つであろう
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実際に其れを試みると先ずは己自身が究極に殺害をされ
自己の特有する様々の二極が自己から剥落をした以降は
何を殺すのも容易だった
――それが、神であっても。
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何故殺すのかと言えば万象との間合いである
殺し殺されるほどにそれは短縮されるものだ
――万象の閲覧者とは、殺戮者を意味していた。
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人体は宇宙に対応すると同時に地理に対応をする
詫びのない殺意は日本人の骨を慮ってのものである
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悪意の無い殺意ほど究極のものはない
それは愛とも呼称をされるべき
ものである
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殺しは死に直結し饒舌な詩など絶無である
文字列など塵芥と化せしめ
その灰を内服し
殺しを
行ずる
のみで
ある
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