さんずい/遊僕民
 
渇きに身を投げて 悲しみの海
深く沈む僕に浮かぶ 浮かばない顔
漂う光 濁りゆく太陽
押し潰されそうな心を浸して
涙と一緒に 溶けて 混ざって
なにもかもが滲んでいく
これで漸く 僕は眠れる

だけど満ち足りていた日々が
溢れて 淋しくなって
淡い光に もう一度触れたくなった

そして決意した
あの潤んだ太陽まで
僕は泳ぐ

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