南への回帰/
アハウ
我が肉の南方回帰さめやらず
高天原もリーフの先に
創世の靄る熱の中浮遊する
人間の種五体固まりつつ
昏い寝間朝日射す夢まどろんで
故郷の家の幻想が起つ
戻る
編
削
Point
(2)